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経済評論家の中に、不動産は買うより賃貸のほうが得だというひとがいます。
その理由は次の通りです。
1.マンション(または一軒家)を買うと、返済がおわるまで、毎月の支払金額が固定されてしまう。
賃貸なら、収入が減ったら安い所に住めばよい。
2.マンション(または一軒家)を買うと、昔ならば住みながらにして値段があがっていった。
途中で売却しても、ローンを返したうえで現金が手元に残ったから得だった。
今では、途中で売却すると、ローンだけが残る。住宅を買うことは負債をしょいこむことになる。
しかし、私が思うには、60歳とか65歳で引退したあとも家賃がでるのは、それこそ不安があります。
引退までに住宅ローンを終えておけばあとは、メンテナンスなどを除けば、家賃は基本的にゼロになると思っています。
経済的損得勘定としては、明らかに買う方が損です。
これは、価格と賃料との関係を計算する、収益還元法を見れば明らかです。結論が分かれることはありません。
つまり、収益還元法は、将来の賃料を合計し、不動産の価格を求めるものですが、賃料の合計額=収益価格は不動産の市場価格を相当下回ります。
その原因は、土地建物価格に見合う賃料は現在も、まして将来は取れないからです。
現状の賃料水準は、不動産価格からみると相当に安い賃料水準だということです。
だから、買う方が有利になるためには、かつてそうだったように、不動産の値上がりが絶対条件です。